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発声練習を一通り。
低音から5度で母音をAにして2点Gまで。
下降形で2点Dから2点Gまで上がり、再度下降。
また、1点CからJaで2点Eまで。
この練習は、下あごの動かし方に注意を。そのことで、響きが落ちない声の練習が出来る。
曲はシューマンの「女の愛と生涯」を1番~3番まで順次練習した。
それぞれ、3~4回通した。
やったことは、特に細かい声のことではなく、リズムの間違いを直したことと、ブレスポイントを確認し、決めたことである。
今日のことで一番大切なことは、ブレスポイントを守ること。
そのことで、音楽的な流れの中で、ブレスの間合いやタイミングが、音楽に組み込まれるようになること、そうなるまで練習することが大切である、という
ことを理解してほしかったのである。
それが丁寧に出来るようになったら、声のディテールのことに及ぶであろう。
何度も練習した曲なので、譜読みの難しさを感じない分、良い声、発声が出来て来ている。
強いて言えば、高音で伸ばす声には注意を。
喉や下あごで力まないで、息を吐いていくように、クレッシェンドすることがわかり易い方法だと思う。