#37767
shin yamanaka
キーマスター

合唱で声が合った瞬間というのは、カメラのフォーカスがぴたっと 合った感じに良く似ています。 自分の声のようでいて自分の声ではない感じです。 でもそれが快感なのです。 確かに歌うことは自分の感覚ですが、自分が歌うということが強すぎるために、声が先走ってしまうのです。 人によって声が重い軽いはありますので、多分重い声なのだと思いますが、気をつければ慣れると思いますよ。 まず隣に居る人を真似してみてください。 口から先50センチくらいのところで、隣の人の声と一緒になるようにイメージしてみてください。 そして段々とそれを遠くしていく感じです。 上手く行くと自分がそれほど力まなくても、ちょっと先で声が一つになって自分一人で歌うよりももっと楽にだけど、響く声になる感じが見付かると思います。 あるいはお友達がいればそういう練習を2人でやってみてください。 合唱の場合、一人だけで完結しないであらゆるパート、パート全体を見通すことは実はとても大切なことなのです。 アルトもソプラノも出来るなんて貴重なことですよ。 どちらをやっても出来るなら大いに結構だと思います。 問題は、声を一つにする感覚が育てばそれで良いと思います。 その上で、発声の問題が出てきたらまた質問してください。