コンサート出演の皆さん、お疲れ様でした。 またコンサートに来てくださったお客様の皆様もありがとうございました。 特に夜は満員御礼状態で、演奏にも熱が入ったと思います。 なんだかんだ言ってもお客さんがいないと、良い演奏につながらないと 思いますので、お客さんを呼ぶのも芸のうちですよ。 恥ずかしがらないで聴いてもらいましょう。 今回は、ムジカC史上でも初めてくらいの素晴らしいコンサートになり、私も鼻が高いです。 これからも頑張りすぎずに良いコンサートをやって行きましょう。 すでに、いくつかイメージが浮かんできました。 少人数のアンサンブルも実はやりたいものがあります。 プーランクの7つのシャンソンがいかしてるんです。 パートは5~6パート必要だけど、1パート1名で自分も入れば出来るかな?と。これ、やりたいな~。 アポリネールがロランさんへの慕情を描いた1曲目が大好きなんです。 Oui je veux vous aimer,mais vous aimer a peine que mon mal soit delicieux というところ最高に綺麗です。 あめくさんが好演してくれたオペレッタも、アーンだけではなくドビュッシーのペレアス初演で棒を振ったアンドレ・メッサジェというオペレッタ作家がいて、これがまた素敵なんです。 これを更に部分だけ抜き出しの演技付きもやりたいな。 台詞や演技を付けてやれるようになるのも、そう遠い話ではない現実味を帯びてきました。 モーツアルトも面白そうですね。魔笛なんかも部分だけでもやれるようになりたいですね。フィガロも面白い。 ソロも、アンサンブルも、あるいはオペラ、オペレッタの抜き出しなど含めて良いコンサートをやりたい。 ピアノソロや器楽アンサンブルも入ると、コンサートとしては理想的です。 私自身は、声楽家をやってきて、トレーナーという立場で皆さんに教えてますが、プロデュースも大変面白いし、アマチュアであってもクオリティの高い、あるいは面白い演奏を提供できることが、ほぼ実証されて来たな、と今回確信しています。 クオリティだけでいえば、もっと高い演奏はいくらでもあるけど、コンサートというものは総合的なもので、全体で評価されるべきものだと思います。 この辺食事にも似てますね。 料理自体の質や味はそれほどでなくても、アンサンブルとして、コースとしてあるいは食べ方として後々に印象の残る料理ってありますよ。 皆さん自信を持って下手なプロより面白いコンサートをやれるように、これからも精進を続けてください。 よろしくお願いします。