#37859
shin yamanaka
キーマスター

高音のロングトーンのことは良く分かりました。 もともと非常に高音が出やすい、ということは上手く超高音にチェンジできる喉を持っていたのでしょう。 恐らくチェンジしただけの声になって、当らない状態なので、続かないということだと思います。 思い切って喉で切る、くらいに良い意味で喉を当てた発声にしてみても大丈夫だと思います。 頬を良く上げることと、口は少し横に引き気味にしてみてください。 口は横に引くと声帯が良く合いますので。 逆に言えば、締まり易いわけですが。その頃合が大切です。 もう一点は母音をアではなくエなど、あるいは下から上がる場合の発声であれば、イで上がって見ても良いかもしれませんね。 また、そういう発声練習は下から上がるフレーズ形ではなく、いきなり当てる下降形で徐々に上がってみてください。 それで上手く当ればその当り方を持続するための、首の角度、顔の姿勢、お腹の腹筋、など総合的に捉えて良いポイントを探してみてください。 当るポイントさえ確実に見つかれば、伸ばすことはそれほど難しいことではないと思います。 声は体の使い方で、理屈はありますが、身体を動かすのは脳みそなわけで、イメージトレーニングは効果があると思います。 例えば、気に入らない曲よりも好きな曲だと、ある面での上達は早いですね。 ただ、イメージトレーニングは応用を自分で考えないと、再現性がないのです。 またいつでもいつでも同じイメージが浮かべられるとも限りませんし。 また、本番になると上がるし、やっていたことがすっ飛んでしまうかもしれません。 一番大事なことは、扱う音楽を良く見て、楽しい感情がその音楽を書かせていると思うなら、その楽しさは何だろう?と考えてみることです。 オペラであれば、そういう役柄のシチュエーション、歌詞の意味、などありますね。 そういう基本的な情報を必ず具体的にしておくことですね。 それであれば、悲しい曲で場違いな声の使い方に陥らずに済むでしょう。