ビートルズ続きですが、イギリス、といえばどうしても外せないのが、ミスター・ビーンです。
私はあれがテレビに登場し出した最初の頃のファンで、後期の作品はあまり興味がありません。
ストーリーにもならないような短いショートコントが好きでしたね。
最高傑作は、ビーンが海水浴場に行って、誰もいないので水辺で着替えようとしたら
気づくとおじさんがデッキチェアーに座って、こちらを見ていたのに気づき、あわててズボンをはいた上に海水パンツを一気に履いてから、片足ずつズボンだけを見事に脱いで行く、というただそれだけのコントです。
おかしいのは、ズボンをはいたまま海水パンツを履いてからも、おじさんが時々ビーンの方を見ると
何もしてないような振りをしてみたりする、その仕草でした。
このシチュエーションで感心するのは、おじさんが海岸で新聞を読んでいるということです。
これが妙齢の女性だと、あの面白さは出ないですね。
ここが私がイギリス的だ、と思うゆえんです。
もう一つは、ビーンが教会に行って最前列に座って居眠りをしてしまうコント。
コックリをし出すのだけど、はっと目が覚めると、牧師の説教をさも分かっているように、ウンウンとうなずいてみたり、賛美歌など歌ってないのに、急に歌う真似を大げさにしてみたり、挙句の果てにはコックリが大きくなり過ぎて、ついには隣のおじさんの股間に顔を埋めてしまいそうになる、というものでしたか。
これも、最後のきつ~い洒落の対象は「おじさん」なのですね。笑
こういうコントは文章で書いても伝わらないでしょう。
ぜひともビデオ屋さんで借りて見てください。
笑いのイギリス風?
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