はるか昔、子供の頃に聴いた覚えのあるジュリー・ロンドンの歌声に行き着いた。
Youtubeで偶然見つけたCry me a river
http://www.youtube.com/watch?v=RpqCBW_IVac今でも、ほとんど1番くらいはそらで歌えるくらい良く聴いた曲なのに、子供だったせいだろう
歌の意味はまるで判っていなかった。
そして今、改めて聞き直したら愕然!とするくらい心に深く突き刺さる歌になっていたのだった。
おもしろいのは、足りない英語の知識で想ったA riverという意味が、川に向ってという意味ではなくて、川の流れるように、という意味だった違いの大きさ。笑
単なる知識不足だ。
Now you say you sorry
For being so untrue
Well you can cry me a river, cry me a river.
I cried a river over you.
これがきっかけとなって、早速つたやでCDを求めた。
中には彼女の歌声で聞き覚えのある懐かしいスタンダードナンバーがざくざく入っていた。
I left my heart in San francisco
Fly me to the moon
You’d be so nice to come home to
Come on a my house
The days of wine and roses
I’ve got you under my skin
Love letters
The end of the world
Cry me a river
どれも共通しているのは心の痛みのある唄ばかり。
こんな痛みも知らない子供がメロディと口先の英語で覚えた歌たち。
でも、その痛みの唄の数々は、今この年になって自分の「経験」と言う実証を得て本物になったのだろう。
The end of the world のあまりの哀しさには、言葉も出ないくらいだ。
良い曲だと想ったけど、これほど哀しい曲を他に知らない。
それに、甘くて気持ちの良い曲に過ぎなかった、The days of wine and rosesも。
そして共通しているのは、いずれもメジャーで出来ていること。
それにしてもこの人綺麗だ。
子供の頃は何とも想わなかったのに。笑
声も何とも色っぽい声で曰く言いがたい味がある。
ジュリー・ロンドン
- 更新日:
- 公開日: