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おふくろの味の一つに「粕汁」がある。
ついこのあいだも食べたばかり。
酒粕は、旬なので、新鮮で美味しい。
アルコール分も結構残っていて、アルコールに弱い私は粕汁を頂いただけで顔が赤くなる。
その代わり身体が温まって美味しい。
中に入れるものは油揚げ、ニンジン、牛蒡、大根、家ではサケの切り身を入れて出汁にする。
要するに北海道の三平汁と似ているといえば似ているだろう。
この料理自体は関西の料理だ。
母方は大阪が出自なので、我が家は子供の頃から関西風の料理が良く食卓に出ていた。
粕汁とかやく飯はセットで大阪のトラディショナルな庶民料理だろう。
そのうちかやく飯も作ってみたい。
ところで節分といえば、この頃流行の恵方巻き。
これは家では子供の頃からやったことは一度もない。
これは、単に、2月14日のチョコレートと同じで、業界が流行らせただけではないだろうか?
寿司業界だろう。
大阪で大正時代から始まったとか?
皆さんが楽しんでるものに、ちゃちゃを入れるつもりはないが、堅気の素人さんが花柳界のマネをするのもいかがなものか?と古い考えの人間は思う。
恵方を向いて、あの太巻き寿司をほおばるスタイルを見れば、明らかにねぎ背負った鴨ならぬ、金持った男はん、はよこんか~!食べたるで~!という花柳界のおまじないに決まっているではないか!と思うのだがいかが?笑