これははまる!ブルガリアンボイスです。
好き嫌いがありますが、私は好きです。
声の使い方は完全に東洋的で、日本民謡の声に似ていますね。
ところが、時々綺麗にチェンジさせています。
沖縄とか奄美の民謡の声にも似ています。
東洋と西洋の接点がここにあります。
バルカン半島は、長い歴史の中で広範囲の民族の収奪にあった、厳しい土地柄です。
音楽も色々な要素が混ざって出来ています。
このブルガリアの民謡は、フィリップ・クーテフというブルガリアの作曲家が編曲したものです。
バックコーラスの複雑な和声の響きに、東洋と西洋の接点を狙ったクーテフの工夫があります。