今日は久しぶりに横浜。
元町から中華街を往復した。
何回来てもこの界隈は気持ちが良い。
なぜだろう?子供のころからの記憶のせい?
それとも大好きな海が近くにあるから?
元町なんか、何度来ても晴朗な空気が満ち満ちていると思う。
小学校3年生~6年生の間まで、自宅には実はドラムセットがあった。
とはいって、バスドラだけなくて、スネア、ハイハット、シンバルだけ。
それでも、こいつをひっぱたくと、とてつもない大きな音がするし、ビートルズをレコードで流しながら、
このバックのズンズンチャチャ・ズンズンチャチャを適当にハイハットを混ぜながらやるのは、至難の技だった。
シンバルが右手、スネアを叩くのが左手、右手でシンバルをチンチンチンチンと叩きながら、スネアをッタタ、ッタタ、ッタタ
とやる。ハイハットはまるで適当(笑)
でも、これが楽しかった。
近所迷惑だったことは確かだが。
今の自分のリズムの根幹はこいつのおかげだと思う・・・
ビートルズを初めて聴いたのは、横浜の中華街、と勝手に思っている。
それがビートルズかどうか?判るはずもないのだが、きっとそうだ、と思い込んでいる。
曲も判っている「抱きしめたい」に決まっている(笑)
親父と一緒に中華街を歩いていて、何処かの店先から聞こえてきた、不思議なサウンドに驚いた。
それまで兄貴なんかが良く聴いていた、プレスリーなんかのロカビリーや、コニー・フランスシの甘い歌声とはまるで違うサウンドだったから。
なんか潮の匂いがする、というのか、まさかその頃からビートルズが港町の出身とは知らなかったが、きっと中華街が、海と隣り合わせの
裏町風情だったのが、関係していたのだろうか・・・
その後ほどなくして、兄貴の友人が持ってきたレコードでいろいろな曲を聴かせてもらった。
LPのHELPから、ペニーレイン、辺りでビートルズを聴くのはパタリと止まった・・・
その後色々な音楽を渡り歩いたが、小学校の3~4年生で出会ったビートルズは、どこか身体の根本に住みついているのだと思う。
それとあのスネアとハイハットとシンバルのドラムセット。
横浜とかビートルズとかドラムセットのこととか・・・
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