日本は世界でも名うての自殺大国だそうだ。
この8年間、連続で年間自殺者数が3万人を超え、それは交通事故より多い数字なのだ。
日本晴れの朝っぱらから駅の構内アナウンスや車内アナウンスで「~駅で人身事故のため、電車が止まっております」
というのを聴くたび、どうにも暗澹たる気分にさせられる。
どんな気持ちで線路に飛び込むのか、朝はどんな気持ちで家を出たのだろう。
不景気で失業率が高くなったからか。
失業しても、家族で助け合って暮らせる気持ちが持てれば違ったのではないか?
恐らく、この家族で・・・という部分がほとんど抜け落ちてしまっているのが、現実ではないのか。
助け合う。人と人とが組み合わさって、初めて一人前になれる。
本当はみな半人前なのだ。
みなが一人前の社会というのは理想でも、現実はぎすぎすしてしまうのではないか。
リーダシップも良いが、みんながリーダーの社会なんて気持ちが悪い。
リーダーになるやつもいれば、2番手もいれば、びりっけつもいるのがこの世ってもの。
役に立つ奴、立たない奴、色々だこの世は。
芸術家なんて役に立たないの典型だろう。
でも、居たほうが良いんだな。
ここは一つルイ・アラゴンに登場してもらおう。
半人前
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そうでしたか!魚藍坂さんも大変な思いしてますね。嫌なことを思い出させてしまったようで申し訳ない。
第3世界と北側の豊かな国の矛盾する現象は象徴的な問題ですね。
偶々カンボジアには行きましたが、本当、みんな明るかったですね。
ただ、強盗が多いのにはまいりました!
家族といっても私が病気にかかったと言うと嫌な話は聞きたくない、これ以上、金が掛かることをしないでくれと、そんな家族ですからね。
自殺については、カンボジアでは餓死する人はいるけれど、自殺する人は1人もいないと荻野安奈が現地のタクシー運転手に言われたそうです。
前に書いたかもしれませんが、常に頭の隅から離れない言葉です。