親父が死んだ後に、残ったものから出てきたハンディラジオ。
何年も使ってないから電池もとっくに切れてるだろう、と思いスイッチも入れずにゴミ箱にポイ!とした途端に、ラジオが鳴り出して、驚いだ逸品です。
それ以来、いつもお守りのように、自分の仕事バッグに入れて持ち歩いています。
天体撮影に行くときも、現地で撮影中の暇な時間、車の中でNHKの落語を聴いたりして
暇つぶしに使っています。
このラジオに限らないですが、AMのNHK第二放送でやっている気象現況。
この放送を何とはなしに聴くのが、実は好きです。
わざわざ聴くことはめったにないですが、車で遠出したとき、このラジオを偶然付けた時に
このNHK第二の気象現況を聴くと、バイカル湖の風景や黄河の壮大さが想像されたり、
その地域の天気の具合、空気の寒暖などが感じられて、何とも詩情豊かな音の世界だなと
感じ入ります。
ラジオって、テレビよりもイメージを膨らませやすいメディアだなと思います。
子供の頃に小学校の授業で聴いたラジオ録音の、朗読の時間なんかとても好きでした。