先週のドライブ中にカーラジオで発見した、1951年第一回のサンレモ音楽祭の歌。
素敵な声でしょう?イタリア語がこれほど美しいとは!そしてもちろん音楽も美しい。
レガートの意味が良く分かる歌だと思います。
この時代のカンツォーネの素晴らしさが判る録音ですね。
前奏が長いのも、いかにも大時代な感じがしてよろしい(笑)

50年代の男性歌手のカンツォーネですね。
昔はこういう声、歌いかたが多かったのだと思います。
本当はトスティなんかこういう声で歌って大いに結構だと思います。
次を見たら驚いた!彼が52歳になっていた時の歌。

好いテノールですね!
我々にとってイタリア語を学ぶ機会はこういうところにふんだんにあるわけです。
良い時代になりました。
発声法の基礎は大切だけど、このように歌う姿を見てみると、改めて日本人声楽愛好家にとっては歌詞を歌う意味がとても大切だ、ということが判りませんか?
あるいは、そこに大切な秘密が隠されている。