ここまで厭世的になったことがないので、それが不幸なのか幸福なのか判らないが。
シューベルトの若さで死ぬ若者は、このようなことを思うのか?と詩を読むと思うが、
そういうことより、シューベルトの音楽の美しさが、このようなテーマによって
光り輝くことの痛々しさに涙するのである。
それからスゼーの声が美声だ、とするなら、鼻腔共鳴というのか、この鼻と関係のある
響きに理由がありそうだということ。
同じ曲を、ディースカウで聞いたが、ディースカウの方が鼻腔が閉じている感じがする。
「若者と死」
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