http://youtu.be/r2wPmSPQbJc
これは高校生の頃に知った曲で、確か代々木にNARUというJazz喫茶があって、そこでこれを初めて聴いて気に入ってLPを買ったと思う。あのレコードまだあるかな?探して見ようと思う。
NARUは高一の時の同級生に教わった店だ。
そいつは、もう廃れかかっていた学生運動の中核派に属していて、大学生たちと一緒に
NARUでJazzを聴いていたらしい。
しっかし、懐かしいな~。音楽って聞いているとその時にタイムスリップしたような気分になるから不思議。
将来への漠たる不安、孤独感、高校2年の頃は学校もさぼりがちで、渋谷の西武B館裏にあった、名画座という映画館で二本立てをよく見てたな・・・。映画の合間におふくろさんが作ってくれた弁当を食べてたら、傍にいた土方のおっちゃんに怒られたっけ。
学校サボって、学校から連絡が家に来て、泣いて説教されたなおふくろさんに。
悪いことしたな、と今更思う。
この曲を改めて聴くと、確かに孤独感と焦燥感に溢れているけど、その中に甘美な気分があるのが、自分好みなところ。孤独を楽しんでいる余裕があるんだな。
しかしこのイントロっていうのか、ドビュッシーみたいな5音音階の和風なテイストが、面白い。
この辺りも好みだったのかな、と思うと、自分の音楽の好みに一貫性があるのだなと改めて
思えたよ。
懐メロJazz篇
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