この曲は判る人は判るでしょう。フォーレやドビュッシーや、アーンが曲を付けている
ヴェルレーヌの詩に、レオ・フェレが曲を付けました。
良い悪い、好き嫌いは別にして、フランスの近代歌曲が、シャンソンでも聴けるというのは
実にすばらしいではありませんか!
たとえば・・・山田耕筰の「からたち」に、J-Popの歌手なり作曲家が曲をつければ、どんな
曲になるのかな?
そんなアイデアはあっても良いと思います。
個人的な想いですが、この人の曲想や音、雰囲気にパリの少し華やかな街並みや
匂いを思い出します。
街の力ってすごいな!と思います。そんな風に世界の人に、片思いの恋人のように
思われる街はそうそう世界にないのではないでしょうか?
時々思うのですが、パリでだったら野垂れ死にしても幸せなんじゃないのか?と。