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    • #41848
      shin yamanaka
      キーマスター

      初めまして、60歳の男性で声区はテノールです。
      50歳頃から声楽のレッスンを受け始め、約10年経ちました。
      レッスンではハイCまで出せるようになりましたが、歌の中で確実に出せるのはBまでです。
      以前は喉で頑張って出していましたが、ここ1年前頃より漸く息が流れるようになりました。
      息が流れると自然に響きもついてきた様に感じられます。

      私は、イタリア・オペラやカンツォーネが好きで、朗々と歌い上げたいという欲求が強いのですが、他の人からは、私の声は軽快な曲やしっとりとした曲に合い、余り張り上げない方が良いと言われます。

      いつもこのジレンマに襲われます。
      矢張り、他の人が勧める曲の方が自分の声に合っていると判断して曲選びをした方が良いのでしょうか?
      それとも自分の体が歌いたいと欲求する曲を歌った方が良いのでしょうか?
      近々コンサートが有りますので、発声と曲との関係をお教え下さい。

    • #38213
      shin yamanaka
      キーマスター

      初めまして。 ゲストさんの声、歌を聞いたことがないので、あくまで 良くある話・・として聞いてください。 おおよそテノールを目指す人であれば、カンツォーネやイタリアオペラのアリアが好きなものです。ごくごく一般的なタイプだと思われます。 好きでこのような歌を歌う人に概して多いのですが、強い声で張り上げるため、音程感のない声になってしまうことがあります。 これは、せっかく旋律の線が甘く綺麗なものがあるのに、発声の難点のために音楽性が見えなくなってしまうと言うことだと思います。 この辺りは、ゲストさんの声がどういう状態か判りませんので、先生に相談されるのが一番です。 私としては、声楽発声の訓練という観点から、まずはゲストさんが歌いたいものを選ぶこと、その上で、どうしたらそれを良いと評価されるように歌えるか、を訓練するのが一つの観点ではないでしょうか?それが精進というものでしょう。 ただ、現実的にそれがまだまだ時間のかかることである、当面迫っているコンサートで、少しでもお客さんに喜んでもらえる(評価される)演奏をしたいのであれば、サジェスチョンされたような選曲を取り入れることも現実的か、と思います。

    • #38214
      shin yamanaka
      キーマスター

      早速のアドバイスを有難うございます。 「それが精進というものでしょう。」・・・ずしりとくる言葉です。 どうしても自分に甘くなり、もうこの辺で良いのではないかと思いがちですが、歌いたい曲を気分良く歌うばかりでなく、更なる良い発声を目指します。 選曲もそういうことを念頭に入れ、聴いて頂くお客様も喜んで頂けるように考えたいと思います。 大変参考になりました。 思い切って質問してよかったです。 ありがとうございました。

    • #38218
      shin yamanaka
      キーマスター

      偉そうに言いましたが、自分自身やはり自分がこだわりたい曲を お客様に評価して頂けないのが、悔しくて続けて来ましたので・・ このお客様の好むもの、という評価には、意外な要素がありまして、 これも、勉強になりますので、これはこれで、大切にすべきだと思いますよ。

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