新年あけましておめでとうございます。
本年も、アトリエムジカCをよろしくお願いします。
さて、昨年末の土曜日夜、有志の生徒たち数名と横浜の中華街で恒例の忘年会。
終わってから近所の、ホテルニューグランドのカフェで甘党の私は好物のカスタードプリンを注文したところ「可愛い!」の声が。
なので、写真を撮りました。
おじさんがカスタードプリン食べるのがよほど珍しいと見えます(笑)
帰り際、ホテルニューグランドの中庭が電飾できれいだったのでパチリ!
そして、翌週の29日~元旦まで、追分というところにある山荘でゆっくり過ごしました。
要するに喰っちゃ寝をしていたということです。
多分太ったでしょう。
ところで、その忘年会でちょっとした話題になった、飛行機の「コンコルド」
その話題のほとんどが、コンコルドの欠点をカリカチュアライズしていたのが、こじんてきには真面目に残念だったので、追分から帰宅して、しつこく真剣に調べてみました(笑)
そうしたら、想像通りに、私が素晴らしいと直観的に信じた内容に沿う内容に溢れていたので、ご紹介したいと思います。
1969年~2003年の期間、就航していました。
超音速のジェット旅客機で商業就航した唯一の飛行機になります。
たとえば、ロンドン=ニューヨーク間で2時間55分15秒。3時間ですよ!?高度はおよそ60,000フィートにおよび、マッハ2をたたき出す飛行能力があります。
この中の内部リンクには、日本人による搭乗期も掲載されています。
ところで、コンコルドはスタイルが良い!
これも宴会でバカにされていましたが、飛行機の先頭が折れ曲がる構造。
これは、フラップがないために機首を大きく上げたまま着陸する構造上、操縦席から地面が見えなくなるために、機首を地面と平行に近くなるように折れ曲げるようになっています。
その着陸姿勢は、まるで鷲が地面に着地するかのように見え、そのフォルムの美しさに感嘆いたします。
結局、商用性よりも性能に重点を置いた設計になると、本来の飛行機としてのフォルムが美しくなるのは、理の当然なのではないでしょうか。
初就航時のニュース映像。
これは、着陸の様子です。羽を大きく広げて着地する大鷲のようなフォルムが小さいながら見て取れると思います。
一般客の飛行時の客席内映像。この飛行機を見る限り、窓がはがき大とは思えないのですが・・・
こちらは飛行場に着陸した2003年のファイナル便。24分辺りから、着陸のために下を向いた機種が元に戻る様子が良くわかる映像が見られます。
事故は一回だけ墜落事故がありましたが、原因は飛行機そのものではなく、滑走路の落下物が原因のようです。
高度18,000メートルをマッハ2で飛ぶ旅客機!何と素晴らしいではありませんか!
そのためなら、たった100名しか乗れなくても、客席が狭くても、窓がはがき大サイズしかなくて触ると熱くても良いではないですか?
とかく日本人は、細かい欠点をあげつらいがちですが、私は、細かい欠点があっても、超音速でパリ~ニューヨーク3時間弱で飛べてしまう飛行機を作って実現する、という実行力の大きさに惚れました。
それは結局商業ベースに乗らなかったのですが、例えばFBL(フライ・バイ・ワイヤといってコントロール系統が機械駆動ではなく電子駆動)など、世界に先駆けたテクノロジーの集大成であることも素晴らしい。
挑戦があるから夢があるでしょう。
日本のような狭い島国での都市間交通でン十分で到着も良いですが、世界レベルで短時間を目指すことも忘れないで挑戦してほしいと思います。