このフランス語で書かれた銘板は、関越自動車道の寄居PAにある、レストランの壁に描かれていました。
キツネと星の王子様が別れることになって、キツネが「君は泣いてしまうの?」と王子様が尋ねるとキツネが「もちろんさ」と答え、
王子様が「そりゃ何にもならないよ」と言うと、キツネが「いや、麦の色があるさ・・」と答えるわけです。
キツネにとっては、ふだんは麦なんて何の価値もないのですが、王子さまと知り合ったことで特別な価値が生じる。
麦の色は王子様の髪の毛の色と同じだからです。
人と知り合う事は本当にかけがえのないことだ、ということに改めて瞠目させられる逸話です。
自分もかつてかけがえのない縁を自ら切ってしまった、苦い思い出がいくつかあります。
後悔は先に立たずと言います。