SM

発声練習の声は中低音域が安定している。
あとは下あごで喉を下げ過ぎないようにするため、口は半開き程度にして上あごで歌う意識が、中低音域では大事。
高音の換声点近辺になってから、少し開いていくように。

林光の「4つの夕暮れの歌」を練習した。
四分音符+8分音符で構成されるリズムをよく認識すること。
特に1曲目は3/4拍子が途中で9/8拍子に変わるからである。

8分音符系の拍節は、必ず8分音符3つ分を1つと考えた拍節をまず大事にして練習すること。
これはこれまでもレッスンでやってきていると思うが、歌声だけで何となく練習するのではなく、手で拍節を叩きながら歌う練習方法を必ずやること。
これは音程を取れることより大事。
音程はピアノ伴奏があるから、何となくでも練習を重ねれば出来る。

ただ拍節を理解して実行できないと、結果的にブレスの問題ひいては暗譜にも影響が出てくる。
伴奏者とのアンサンブルにも影響が大きい。
譜読で歌のメロディを覚える前に、必ず拍節を叩きながら歌詞をリズム読みする習慣づける練習が良いだろう。

今後、新曲を譜読みするときは、歌を音源で聞く前に、譜面を見て歌詞のリズム読みを進める。
あるいは歌詞を読む練習を別個にして、ラララで良いから音程を付けないでリズムだけで読む練習が良いだろう。

その際に、出来れば片手で拍節を打つこと。
片手で拍節を打ちながらリズム読みする練習をすると良いだろう。