7月6日 オンラインレッスン

KR

発声の技術は順調に伸びている。
特に高音になる換声点の処理が良く、頭声発声への切り替えが上手になり、かなりな高音発声が正確に出来てきている。

そこで、今回は胸声傾向を残した高音発声への換声発声を練習した。

中低音の発声も地声にならない処理が上手に出来てきている。
ただ、まだ声の出し初めの感覚があやふやな部分が残っている。

コンコーネは新たに24番、このEmのレ♯の音程が?になってしまう点を徹底練習。
和声的短音階の説明も含めた。
しかし歌声による半音階の音程表現は難しい。
やはり理屈より実践。

半音音程は、音程差の上下に従わないで、音程さの反対を意識して歌うと上手く行きやすい。
つまり、今回の場合は、5点Eから5点D♯への下降半音程だが、下げるのではなく上がる意識で歌うと、不思議と音程が決まりやすい。、

7月6日 レッスンメモ

MO

発声練習は、これまでの成果が出てきて成長の跡著しい。
およそ1オクターブ半、確実に安定した発声が出来るようになった。
特に4点F~F♯の声が喉を上げずに出来るようになってきている。
このため、4点Gも、以前のような無理はなくなってきた。

コンコーネ34番
リズムの間違いを修正と、高音の換声点である4点Eの発声に注意を。

Sebben crudele
バリトンとしての、音楽的で良い声質を発揮してくれた。
ブレスも教えた通りの個所を守り、歌声も無理なくそのブレスポイントで歌えている。

Vergin tutto amor
レガートに歌うやり方。Vergin tutto amorのVergiのIを伸ばすこと。
そして語尾のNは、次の語頭の子音になるべくつけること。
これも良い声で歌えている。

この語尾の子音は次の語頭に付けるように歌う方法は、レガート唱法の基礎である。

Caro laccioを譜読み。
音程よりもリズム読みが苦手のようである。
最初が肝心なので、リズムの読み方を理論と実践を取り混ぜて、徹底的に覚えた方が良いだろう。

つまり4拍なら、拍節が何処で区切られているか?を線を引いて目視化すること。
片手で拍節を振りながら、旋律を歌うこと。