SNT
発声練習は、下降形で5点Cから上がり下がりと、5度スケールと3度5度のアルページュ。
低音で地声にならずに発声できるようになったが、実際の歌では低音発声の難しさが目立っていた。
高音の換声点前後の発声はとても良くなった。
高音も無理のない頭声発声が確実になってきている。
パノフカは8番。これが中低音のゆっくりした長い音符なので、彼女の苦手科目になっている。
口を開けることと軟口蓋をしっかり使うこと。特に息を吐く練習が一つの基準になるだろう。
呼気音を判断基準にすると良い。
9番も軽く譜読み。
曲はベッリーニ Oh quante volte
前回も良い結果であったが、今回も気の入った歌声がまず好印象。
レチタティーヴォをすらすらと流れるように語れることと、高音のメリスマ、特に下降形で滑らないように注意を。
フォーレのNotre amourは、基本的に発音が出来ていないので、次回はフランス語の発音について復習となる。
