ON
ベッリーニ
Vanne o rosa fortunata
高音への跳躍で、下側の音程を繰り返して跳躍する歌い方は、基本ではないので、基本的に直に高音に飛ぶ方法を身に着けるべき。
例えば、それがもっと高い音ならばそれも許容範囲であると思う。
基本をしっかり身に着けた上で、声の要求に応じて出来るようになってほしい。
後は、何度か出てくる装飾音符、特にターンの歌い方を課題としていただきたい。
その他に諸所のイタリア語の発音の修正。gneは注意を。
Rossini stabat mater テノールのアリア。
大変良く歌えていた。長いフレーズもきれいに決まっている。
途中でPPの指示になるフレーズは、弱声を意識しそのニュアンスを良く出すこと。
後半でテンポが遅くなるのは、音楽的な変化に対応しているので、個人の感覚の裁量で行えば良いと思う。