SM
発声練習。今日の声は、昨年の発表会前までの声に比べると、地声が強い中低音になっていた。
練習した曲がメゾ系の物である影響だろうか?
中低音発声が難しい声で長年苦労していたが、昨年発表会前までの声で良かったと思う。
地声を使うのであれば、4点Eから下であろう。
FやGは、上に返した声で徹底した方が良いと思う。
地声系の声でも良いが、ピッチの高さには充分注意を払ってほしい。
練習はなるべくハミングでやった方がピッチに敏感になれるであろう。
曲はショーソンのHebeから。
フランス語の発音とリズムで読む練習に撤した。
また、歌声としては旋法性の濃いメロディとハーモニーの構成でもあり、ピッチの正確さと旋律線の明解さがより求められる。
弱声を意識しないで、旋律をはっきりと歌う方が良いと思う。
フォーレの「夕べ」
これもフランス語の読みとリズムの読みを徹底。
この作品の高音は、意外な程ドラマティックな要素がある。
そのため、声が細くなってファルセット的にならないように。
ビゼー「カルメン」から「ハバネラ」
フランス語の発音とリズムを正確にするため、読みを練習してからリズムで読む練習をした。
リズムと読みがしっかりしていれば、中低音の声も安定してくるはず、と考えたからである。
歌声よりも言葉を読むことと語ることがしっかりしていうことが、歌声につながると考える。