発声練習。
発声練習のレベルであれば、声が良く揃っているため声量も感じられて5人くらいのメンバーとは思えないほどである。
だが実際の歌、たとえばフレーズの入りとか言葉の発音のせいなどで声が不揃いになるため、少ない人数の声の統一が難しい点がある。
大田区合唱祭りのためのプログラムの練習。
La mia stella
今回は私が伴奏を弾きながらであったが、主眼点はテンポ感であった。
つまり四分音符100のテンポというテンポ感を大事にすること。
それは、この歌詞の内容である、難民が小舟で難破する話と関係があること。
つまり船に乗っているが、それは小さな船で小さな波でもゆらゆらと激しく揺れることを想像してみるとテンポ感が判るのではないか?
3拍子だが4分音符=100になるので3拍子を1拍子に感じる、つまり1小節を1拍で捉えることで、歌も遅れないで歌い進めることを狙った。
Maria mater gratiae
どうも以前はソプラノの声はファルセット的でも良いということを言った記憶があるが、これは間違いと悟った。
今日練習していて、音程が跳躍する時、上側の声をすっと抜かないで明快に歌う方が、この曲に相応しいと感じた。
その他、特に問題なし。とても良く歌えている。