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発声練習
2点G～4点Eまで安定してバランスの良い声が発揮できていた。
喉の調子は良いようで、安心した。
今日は伴奏合わせであった。
イタリア古典から「愛の神よ、私に告げてください」
まずは一回目の通しにおける、懸案の高音の歌声が合格だったので一安心。
今日の課題は、伴奏のテンポとのすり合わせ。
遅すぎず速すぎずで調整し、良いテンポに落ち着いた。
高音発声は、無理に声量を出さないことが成功の秘訣であることに得心が行ったようで、こちらも良かった。
小林秀雄「落葉松」
歌については一点だけ。
最後の再現部だけPPPになっている。
ここは、PPPで歌うのでPPPの声を出すテンポ感という意味で少し遅くなった方が自然と指示を下。
PPPの声は、響かないが目の前の相手には明快に聞こえるように語ると良い。
越谷達之助「初恋」
これも課題はすべてクリア出来ていてブラーヴォ！だった。
強いて指摘したのは、無伴奏個所のメリスマの最高音4点Fの声。
口を開けない発声にする方が、喉が上がらないケース。
この音域は、強声で出さない条件であれば口先を開けない方が喉が上がらないため、良い声になること。
つまり響きが散らないということである。
