MMH
発声練習
下降形5度スケールから始めた。
その後、上行5度スケールを経て、オクターブのアルペジオで終了。
高音は、5点hまでとした。
換声点の通過は、滑らかで良い。
高音は最近にはない5点hを試したが、慣れない姓が声が裏返ってしまった。
恐らく息の支えが足りてないのだろう。
ということは、息を吐き過ぎていると思われる。
換声点を過ぎ、特に5点Aから上になったら息の吐出量の調節は必須である。
パノフカ12番
フレーズ中の中音域のピッチに注意を。
中間換声点である、4点A~4点b辺りは、特に下降形でピッチが崩れやすい。
お腹の支えと響きの統一の意識を忘れないように。
山田耕作「鐘が鳴ります」
全体的に修飾音符とポルタメントの使いかたが上手になった。
弱声が良く使えているが、ぎゃくに弱声に頼り過ぎである。
声を張るべきところ、抑えるところのメリハリを大切にすべき。
中田喜直「悲しくなった時は」
ピアノ伴奏の音楽が薄くなると声が目立つ部分に注意を。
特に冒頭とフィナーレに出てくるの「悲しくなった時は」の歌声のピッチ。
弱声だけを意識すると不安定になるので。
山田耕作「みぞれに寄する愛の歌」
この作品のロマンティシズムを良く表現してほしい。
声の強弱の変化、歌詞を読む語感の調子。
歌詞が文語体なので、母音は口語体と同じ機能でも、文語体に固有の調子を見つけること。