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発声練習

声は軽くて高音をターゲットとした意図が感じられた。
高音への換声点はスムーズで問題なし。
高音は力まず軽く出して5点Aまでで終了した。

山田耕作「野ばら」

2回目の勉強になるが、久しぶりでリズム面で修正をした。
伴奏がシンコペーションなので、勘違いしやすいのである。
声は良いポジションなので、ブレスだけは足りなくならないようそのポイントに注意をしてほしい。

モーツアルト「ドン・ジョヴァンニ」よりドンナ・アンナのアリア「言わないで！愛しい人」

強い声ではなく細く高い声の扱いが出来るようになって、再度の挑戦となった。
結果は。ほぼほぼ予想通りだった。
課題は、後半の速いテンポでの細かいメリスマの声の扱いになった。

基本的にブレスを無理しない事。

無理に長くフレージングすると、息が足りない状態になり喉が絞まりがち。
カンニングブレスを入れて、息に余裕を持たせることに注意を。

16分音符で歌う高音域からの下降形フレーズに課題あり。

ここは最初に出せた声の響きを絶対に崩さないように下降すること。
無意識で音符をなぞって歌うと、響きが換声してピッチが崩れてしまうためである。
フィナーレのの最高音も、ブレスポイントを調節したことで、余裕を以て出せるようになったと思う。