SM

本番前最後の伴奏合わせでレッスンとなった。

フォーレ 歌曲集「ある一日の詩」

1、出会い

テンポを少し遅めにしてもらった。
1番は良く歌えていたが、2番の歌い込みが不足気味と感じた。
全体に高音の換声が進まないため、高音が厳しくなっているようである。
最後の高音のフレーズは、きっちりとカンニングブレスを入れて正しいリズムで歌えば良い。

2、いつも

テンポが速すぎるようであったので、少し遅くすることで余裕をもって歌ってもらえた。
途中、転調が半音ずつ上昇する箇所はその半音の違いを明快に意識して歌ってほしい。

3、別れ

情緒のある歌い方がとても良い。
声も綺麗な弱声である。
本番も緊張でテンポが速くならないよう、リラックスして落ち着いて歌ってください。

中田喜直「木の匙」より「悲しくなったときは」

当初のテンポが遅めで音楽が表現よりものんびりした感じであった。
そのため、少しテンポを速めた。
特に中間部は頂点に向けて少しずつ速度を増していくと、表現に適って良い。
途中5/4になるところがあるので、4拍子にならないように要注意を。
最後のRitは「海を見に行く」ですべてをRitにする方が良いと指摘した。