ピアノを弾く山中信

2021年はコロナ禍真っただ中の年になりました。
もうあと1か月でと少しで、コロナ禍丸2年ということになります。
2020年の1年目は、どう過ごせばよいのか?レッスンは?発表会は?コンサートは?ということの判断に難しい年ではありましたが、2年目は少し要領を得たのか?
4月と11月と2回の発表会を行うことが出来ました。
また、自分自身の勉強会である「山中信の試演会シリーズ」も2回行うことが出来ました。

11月初旬には恒例の関西日仏音楽コンクールが開かれ、審査員として1泊二日で参加しました。
その後すぐに発表会、間を置かず自分の試演会と続きました。
我ながら良くやった!と思います。
特に私の試演会では、プーランクの「ある日ある夜」9曲を朗読を交えた演奏が厳しかった。
終わって楽屋に行って、思わずため息が出ました。。。
自分にとっては本当に厳しかった年でしたが、何とかやり遂げることが出来て満足な年でした。

残念なのはこのコロナ禍になって、レッスンを始めたばかりだった方々が蜘蛛の子を散らすようにレッスンから遠ざかってしまい、連絡も途絶えてしまったことです。
もちろんコロナ禍ですからレッスンを敬遠するのは真にごもっともなことなのです。ただ、これを機にしばらく休みます、とか辞めたいと思います、などの連絡が欲しかったです。

さて、来年の発表会関係ですが、これまで続けてきた生徒全員が一同を介して行うスタイルを中止にして、課題を持ったグループに分けた、小さな発表会をいくつか行っていくスタイルを考えております。
結果的にホールも小さなサロンということになるでしょう。
まだ日程な未定ですが、年が明けて松が取れるころには、予定を考えて発表したいと考えております。

それから、私個人のコンサートは来年の12月10日土曜日のマチネで、場所は代々木上原のムジカ―ザで行う予定です。
プログラムはドビュッシーと日本の歌を考えていますが、他にも面白そうなアイデアもありますので、どうぞ来て下さい。
次回はチケット代をいただく、リサイタル形式で行いたいと思います。

どうぞ2022年もよろしくお願いいたします。

ところで日本の国営放送では、「行く年くる年」を大みそかの紅白歌合戦の後に行いますが、私はその時間にyoutubeのライブ配信によってだらだらとゆく年くる年を語りながら新年を迎えたいと思っております。
山中信と共に新年を迎えたい、と思う皆さまのご視聴とチャットへのご参加をいただき、賑々しく新年を迎えたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。