芸術と称するものについて 公開日:2021/08/07 ブログ 子供のころは、芸術といえば西洋絵画やまさにクラシック音楽と呼ばれるものであったと思う。 西洋万歳!の時代だったというより、自分の周りがそういう大人ばかりであった。 父親がバッハの音楽を好んでいて、口を開けば「バッハは絶対 […] 続きを読む
自分の演奏録画を聞いて想ったこと。 公開日:2021/08/06 ブログ 先日の試演会の自分の演奏を聴く前に、自分の中ではささやかな挑戦が達成出来たことが喜ばしかった。 だが、録画を聞いてみると、特に1番目のデュパルクの「ロズモンドの館」が様になってないな、とがっかりした。 「遺言」はまあまあ […] 続きを読む
オケゲムを聴いてドビュッシーの合唱を聴いて思うこと 公開日:2021/08/04 ブログ この演奏動画、以前も掲載した記憶がありますが優れた演奏なので再度ご紹介をいたしたく。「シャルル・ドルレアンの詩による3つの歌」 最近ルネサンスのフランドル系の作曲家が作ったミサ曲の美しさにはまっていて、ふとドビュッシーの […] 続きを読む
演奏は空間に存在しつつある音で判断する、ということについて。 公開日:2021/04/27 ブログ 楽譜通りにやること、音楽演奏の正しさ、In tempoとは?などについて、私がパリに留学したころから愛する作品であるプーランクの「モンパルナス」を弾き歌いをしながら考えたことを話してみました。 この作品のテーマはいろいろ […] 続きを読む
ドビュッシー初期の歌曲について話をしたこと。 公開日:2021/01/25 ブログ ドビュッシーの歌曲作品中、特に初期から中期にかけてはソプラノ向けで退嬰的な雰囲気の作品が多く、古典的な純クラシック的サウンドとは異質な趣がある。 それは書法が長調と短調の世界ではなく、多種類の旋法を使っていること、それに […] 続きを読む
現代音楽について考えたこと 公開日:2021/01/23 ブログ 武満氏の作品には、現代音楽という範疇として私の耳に聴きやすくまた高い芸術性を感じられます。 いろいろ思うことがあったので、彼のRiver run という曲を自分のイメージで動画にしてみました。 多摩川の河原を散歩している […] 続きを読む
散歩途上にドビュッシーの海を心に聴いて 公開日:2021/01/06 ブログ 散歩がてら隣駅前にあるフランスパン屋に夕飯用のバゲットを求めに出かけた。 10分ほども歩くと、どうやら脳が退屈になるらしく、ドビュッシーの交響詩「海」の第一楽章が頭の中に鳴り出していた。 宮沢賢治の「春と修羅」のように、 […] 続きを読む