声楽レッスンのアトリエムジカC

発声や表現が良く分からないという方のために、ていねいに教えます

「発声ブログ」の記事一覧

喉を使わない発声を考えるその4

喉、喉頭のポジションは、甲状筋、輪状咽頭筋、そして軟口蓋からの口蓋咽頭筋、の3か所と言われています。軟口蓋咽頭筋と共に、更に首側から喉頭にある筋も引き上げ筋となっているらしいから合計4か所。舌根は舌骨筋となり、これは引き […]

「喉を使わないで発声する」を考えるその3

歌っていて苦痛。という時にどんな感覚があるでしょうか? 具体的には、喉周辺の筋肉が引きつったような感じで声を出すのはまずいですね。 それから、声を出した瞬間にむせて咳きこむような場合。 これは論外です。 それから、下あご […]

「喉を使わないで発声する」を考えるその2

喉で歌わない、喉を使わない、という表現の意味は、実際には喉を使う感覚でなく歌える、という意味です。 本当に喉を使わないのではなく、その感覚がないということであり、実際は使っているのだ、ということはご理解頂けるでしょう。 […]

「喉を使わないで発声する」を考えるその1

声楽の世界では「喉を使わないで発声する」とか「喉で歌わない」ということを良く言われます。 他にも、発声法で一般的に使われる言葉には、普通に考えると良く理解できない表現があることに気づかされます。 この原因は、声楽が他の楽 […]

口を開けない発声について

口を開けないと言っても、まるで閉じているわけではなく、少しだけ開けるという意味。あるいは、意識してなるべく大きく開け過ぎない発声、でしょうか。 良くやる方法として、ボールペンや鉛筆、割りばしなどを、口にくわえたまま歌う方 […]

口を大きく開ける発声の弊害について

口を大きく開けなさい、というのは発声では古来良く言われて来たことですが、その意味はどこにあるのでしょうか? 口を大きく開けることで、素朴なレベルで声をしっかり大きく出すということが無意識に行えること、大きく開けることをき […]

問題のある発声法について

発声法に~式とか、正しいとか正しくないとか、いろいろ迷うことがあるのは、私も経験があります。 ただ、自分の経験から思うことは、方法論の是非よりも、学ぶ人が一つの考え方に固執してしまうことで、成長や発展を阻害する要因を自ら […]