夜の部は平均的に経験のある生徒たちが中心でした。
どなたも安心して聴き通せるだけの実力を見せてくれたと思います。
それから表面的な技術ではなく、長年続けた経験というものが演奏に顕れるのだ、と感嘆することが多かったです。
各人の講評は、昼の部と同様に良かった感想をかいつまんで講評としました。
各人の演奏は、もちろん完成しているわけではなく課題があります。
課題については、これからのレッスンで指摘しますので今後の精進の糧としてください。
ともあれ、おめでとうございました。

下記のイニシャルをクリックすると、各人へのリンク先に移動します。

DUETTO   TNT  TM  SNT  ST  SM  HA  EK  AC

 

 

 

 

 

デュオ

フォーレ 二重唱「この世界のすべての魂は…」
ムジカCで聞くのは珍しい男性二重唱でしたが、朗々と響く歌声が豊かで新鮮な気分をもたらしてくれました。オープニングに相応しい気分をもたらしてくれました。

https://youtu.be/MzzubgmMWCQ

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TNT

フォーレ
「秋」「静けさに」「9月の森の中で」
立派な歌声でした。フォーレの初期から円熟期へ、そして晩年の作品へという年代幅の大きい作品が並び、フォーレの円熟した音楽性を楽しめました。

https://youtu.be/2C920ZEOtgk

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TM

フォーレ「蝶と花」
フォーレ 歌曲集「幻想の水平線」
こちらは更に初期の歌曲ではなく、ロマンスと呼ばれるシャンソン形式の歌から、フォーレ最後の作品という並びでした。
女性的な作風も男性的な熱情も同じく楽しめる歌声になりました。

https://youtu.be/zzGlYOoUGYw

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SNT

ロッシーニ「約束」フォーレ「私たちの愛」モーツアルト「フィガロの結婚」から伯爵夫人のアリア「楽しい思い出はどこへ」
ロッシーニとフォーレの歌曲!イタリア対フランスの中でも正反対の作風が違和感もなく自然に聞けて楽しめました。
モーツアルトのアリアは、モーツアルトらしい格調の高い演奏になりました。

https://youtu.be/VhoCjlALciY

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ST

モーツアルト「ドン・ジョヴァンニ」からエルヴィーラのアリア「ああ、いったい誰が言ってくれるのだろうか」「ああ、裏切り者から逃げて!」「あの恩知らずは私を裏切った」
ドン・ジョヴァンニのエルヴィーラの心情が垣間見れる熱演でした。私も覚えのないアリアもありましたが、モーツアルトらしい美しさを感じられた演奏になりました。

https://youtu.be/kQNfHQ2XZck

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SM

ショーソン「エベ」フォーレ「夕べ」ビゼー「カルメン」から「ハバネラ」
ビロードのように滑らかな声で、ショーソンとフォーレというフランス歌曲の良さを楽しませてくれました。
カルメンも難しいフランス語の語りをこなして、上品な演奏になり良かったです。

https://youtu.be/CfdYDqFALzk

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HA

ヘンデル 歌劇「リナルド」から「涙の流れるままに」ベッリーニ 歌劇「清教徒」から「 あなたの優しい声が」
声楽作品ではおなじみのヘンデルのアリアも、奥行きのある表現で見事に歌ってくれました。
ベッリーニのアリアも美しさと情熱を兼ね備えた堂々たる歌唱でお見事でした。

https://youtu.be/vZ6bD01UumE

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EK

ベッリーニ 歌劇「ノルマ」から「清らかな女神よ」
難曲を確実に歌声を紡ぐ真摯で純粋な歌声を披露してくれました。いつもながらですが、きちっと勉強される姿勢が演奏に表れていました。

https://youtu.be/bT4uW3OTtO4

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AC

ドビュッシー「抒情的散文」から 「夢」「夕べ」
ドビュッシーの幻想的で美しい作品の美が完全に表現された熱演でした。
改めてドビュッシーの才能の凄さを感じられた時間を堪能させてもらいました。

https://youtu.be/jhY_01ovMA4

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