昨日は私が唯一指導しているコーラスのコンサートがありました。
地元、大田区の合唱祭に出ました。
曲は林光の女声合唱とピアノのための「天使の勢ぞろい」から2曲歌いました。
林光先生の作品は、音楽の無駄を徹底してそぎ落としてそぎ落として書いていますから、言葉の魂が活き活きとしています。
そんな言葉が音楽という装飾品に載って、ステージから伝えることが出来た素晴らしい演奏でした。
指導して14年目。ようやく!という気持ちです。
素直に、嬉しかった。
今回、ピアニストさんとして隣家のマダムに頼んだのですが、この方がまた素晴らしく、指揮をするこちらが影響を受けました。
何のことはない、非常にまじめに音楽に取り組むその姿勢にあったのでした。
これはいい加減なことが出来ないぞ!と思いながら、いつの間にか、彼女の真摯な姿勢に自分の姿勢もしゃん!としたように思えました。
こういうことが、アンサンブルなのでしょうね。
理屈とか、見た目のお勉強的なこと、ではなく、人間性と人間性のぶつかり合い、交感、こそが、音楽をアンサンブルで作る大きな要素になるのだと思わされました。
今日は紅葉の地元をiPhoneを聴きながら、紅葉もiPhoneで写してみました。
大した写りではないですが、音楽を聴きながら同じメカでパシャ!と写真を写すのも、いまどきの快感なのですね。
アンサンブルについて
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