自宅のクリスマスローズとパンジー。
最初に目が行ったのがクリスマスローズだけど、雨のしずくがついたパンジーを写真に撮ってみると、思わぬ美しい素顔に驚いた。
パッと見、子供っぽくて味わいのない花だと思うけど、よく見てみると花弁の肌はとてもきれいで、そのディテールは驚くほど変化に富んでいることが分かる。
色だって、味わいのない原色系だ!と思い込んでいたが、これも良く観察すると、微妙な色合いであることが分かる。
物の見え方というのは、いい加減なものだ。
いや、私がいい加減なのだろう。
ものの表層しか見ていない。
いやすでに頭にインプットされてしまった情報に左右されていて、ちゃんと見ないのだ。
真っ直ぐで何ものにも惑わされない気持ちで物と対峙するってことは、悟りでも得ない限り無理だろう。
と思っているがどうだろう?
ところで、今日はいつものバイキングを食べに行った。
あたかもカルボナーラに見えたスパゲティーをいそいそと口に運んだら、吐き出したくなるほどだった。
醤油を味付けに使っていたのだった。
この場合、カルボナーラだと思ったら醤油味だった、という予期せぬことと、スパゲティが
醤油味だという、自分の好みではない味付けだった、という2つの理由がある。
後者は仕方がない。人には好みがある。
前者だが、例えばぶりの照り焼きが、実はオリーブオイルとバルサミコソースの味付けだったらどうだろう?
勿論、最初からそういうものでパンとワインで食べるなら別だけど。
ぶり焼き定食の味がそんなだったら吐き出したくなるだろう?
やはりインプットされているからだろう。
これがインプットに左右されないで、その本質に触れることが出来たらすごいと思うがどうだろう?笑
ものの感じ方について
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