声楽レッスンのアトリエムジカC

発声や表現が良く分からないという方のために、ていねいに教えます

下あごを楽に降ろして発声できること、歌詞を語るために訳詞をすること。

TNA 発声方法だけを見てみると現状はとても良くなっているが、あえて挙げれば下あごの力みと上唇を使う面の2つとなる。 中低音域でA母音を発声する際に、下あごを使わないようにすることが舌の悪い癖をとるために有効である。 そ […]

久しぶりに合唱のコンサートを聴いて

土曜日はとある合唱の演奏会に行ってきた。 うまい下手という基準よりも、歌われた曲その作品が生き生きと届いたか否か?ということに、結果的に注目することになった。 というのも、ある合唱団が声の扱いに多少の巧拙を感じはするもの […]

低音発声のハミングの練習、喉を上げないで軟口蓋を上げること。

TM ハミングの練習から発声練習を始めた。 口を開けたハミングでのウォーミングアップを行う場合は、胸に楽に当てた低音発声になったほうが、喉は脱力しやすい。 この練習の途上で鼻腔も意識していくと、自然にミックスした中音域に […]

武満徹のピアノ曲について

とてもシンプルだが一音一音の屹立する響きの純粋さが、雨のしずくや濡れた葉っぱの表面を、そして雨が降るとにおい立つ樹々の香りが感じられる。 さすが、響き一つに精魂を込めた作曲家だと思う。 一見、前衛音楽に感じられるようで、 […]

デュパルクの「哀しい唄」の伴奏について

これもほとんどの伴奏者の方はうまく弾いてくれていましたが、たまに面白い演奏をする方がいらっしゃいました。 それは16分音符をまったく均等に弾こうとするのです。 ゆったりした山形のアルペジョを、まったく均等に弾かれると、何 […]

フォーレの「あさやけ」の伴奏についてその2

この和音の連続は、Fを主音にすると、トニカ→ドミナントという単純に弛緩→緊張という和音が表現する感覚から微妙にタッチが変るはず。 緊張=強め、弛緩=弱めというタッチの違いになるはず。 もし、そうならない(意識出来ない)と […]

フォーレの「あさやけ」の伴奏リズムについて

伴奏のリズムというのは、音符をそのまま1,2,3と押して行けばOKとも行かないのが難しいところ。 フォーレの伴奏はシンプルな伴奏形だが、それだけにリズムをどう捉えるか?という裏付けが必要。   フォーレの伴奏に […]