TK AC

バッハカンタータ78番のデュエットの伴奏合わせだった。
本番は、チェンバロ、チェロということで、自宅のスピネットを使った。

415Hzと低いピッチのためか、特にソプラノの声の響きが、ビンビンして
アルトがやや弱かった。
が、喉が温まると声量が出て、アルトもかなり良く響くようになり、結果的に今まで最高の演奏水準にまで到達した。

細かいことは今回は問わないので、とにかく声の調子、特にアルトの声がピッチ良く前に出てくれれば成功であろう。

テンポが最初は早かったのだが、どうにか平準化出来たと思う。
また、Ritから繰り返す部分なども、二人でZu dirというところは、かなり意識してRitをかけた方が、伴奏者も、合わせやすいようであった。

伴奏テンポは、前奏で4拍をしっかり意識して確実な歩みを出してもらえれば、テンポの心配はないと思った。
特に歌が入る直前のチェロの特徴的なリズムを出していただきたい。

KY

フランスシャンソンは、テンポ合わせと、繰り返しの確認など、ごく当たり前の確認程度で、まったく問題なかった。
この曲も、ピアノに比べると半音近いピッチの下がりのせいか、歌手さんの声が実にまろやかで丁度良く、可愛い色気が出せたのが良かった。
伴奏譜は確実にピアノ譜であり、プロのチェンバロ奏者さんには多少違和感が残ったかもしれないが、雰囲気だけでもロココを味わって頂きたかったのである。

歌手の声はまったく絶好調になってくれて、グッドタイミング!後は、暗譜だけは、最後まで確実に確認をお願いしたい。