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発声をせずに伴奏合わせでした。

最終的には、最初で最後の合わせにも関わらずとても上手く行ったと思います。

1曲目のベッリーニの「お行き、幸せなバラよ」は、声が温まっていなくても上手く歌えて、現時点では良い出来でしょう。
2曲目の山田耕筰の「野薔薇」は、何度も合わせましたが、声が温まるに連れ、良くなり、発声の細かいことを
一切言いませんでしたが、これも結果的に問題なしのレベルまで行ってくれました。
レッスンでやったことは、音楽作りです。
1番は、明るく陽気に、テンポを少し早めにし、2番はテンポを少し緩めて哀しげに、ということ。

後は、他の曲も同じですが、ステージングです。

歌っている時の基本は、顔を下げないで目線を少し上にし、あまりまばたきしないように。
そのことで、発声的にも良いし、見た目も美しい。
ただ、音楽で暗い表情を付けたいのであれば、少し目線を下げたり、顔を下向けにするなどの、変化はあるべきでしょう。

その意味で「さくら横丁」も練習しました。
基本テンポは、楽譜に3拍子で2分音符=45となってますが、これは付点2分音符の間違いでしょう。
これに従えば、伴奏のアルペジョはある程度流れると思います。
基本はIn tempoでシンプルに。

「合い見るの時はなかろう」だけは、テンポをRitすることと、目線の下げ方を変える。
逆に「花でもみよう~!」は、気持ちを入れ替えてポジティブに!という感じ。

最後の「春の宵~」のモチーフは、ゆったりと、哀しげが良いでしょう。

声の温まりが遅い方なので、本番当日はなるべくどこかで声を出してきてください。