レッスンノートについて
長年運用して来たアトリエムジカCホームページ。主力コンテンツは、なんといってもレッスンノートでした。
当初の方針として、レッスンした人は分け隔てなく書くというコンセプトで頑張って15年近く続けてきました。
しかし、今後は、必要と思われた時だけに書こうか?と考えています。
理由は、受講者が増え結果的にその記述量の多さが、私一人の手に負えなくなって来たこと。
ただ、これはモチヴェーションがあれば、なんとか頑張れました。
しかし最近は、書いても意味がないのかな?と虚しく思うことが多くなりました。
それは、レッスンをしていても感じられることがあるからです。
そこで、改めてレッスンをする意味をここで考えてみます。
先ずは、何が解らなくて何が解るのか?を自分の頭で判断します。
そして、解らないことを教えてもらいます。
教えてもらったことを、理解してやってみます。
そして出来ないときは、また質問する。
レッスンが終わらなければ、持ち帰って自分で復習する。
復習するために、教わったことを文章にしてみる。
こうやって、練習して、次のレッスンで診てもらいます。
このような一連の流れの中で、大事なことは、闇雲に声を出したり練習したりするだけではなく、何が出来ていないのか?
どういうことが、出来ていない理由になっているのか?
ということを、言葉にして記憶すること、理解することが、重要なのです。
私がレッスンノートを書いて来た理由の一つは、このような点において受講生の役に立てば良い、と思ったからです。
ただ気を付けるべきは、やみくもに手あたり次第に練習することではなく、課題をクリアするために頭を絞ることではないでしょうか。