2017年4月5日水曜日のレッスンノート

SNT

発声練習は母音をIにして、練習を始めました。
トスティのソルフェッジの6番と7番を練習しました。
6番については、声の響きのポジションが浮つかないように、する点を重視し、フレーズのレガートはかえって重視しませんでした。
子音をしっかり発語することで、喉の合わさりを意識する方を優先したのだと覚えています。

7番は跳躍幅の大きい音程をレガートに歌う発声方法について細かく見ました。
跳躍の上の声の響きをより響かせること、前に出すこと、を主眼にしたと思います。

ヘンデルのVadoro pupilleを練習しました。
これもコンコーネ7番で学習した跳躍音程の上側の響きを、より拡がりのある響きになるように意識したフレージングを中心にしました。
声の出だしでファルセットにならないようにすることは必要ですが、声を出し過ぎると跳躍の上側で破たんすると思います。
ほどほどの声量で入って、上に昇るに連れ拡げる感覚を培って下さい。
基本ですが、基本があればその反対も出来る、ということです。

最後に2番のヴァリエーションを歌ってもらいました。
どう歌っても自由ですが、やり過ぎは飽きるのでほどほどが良いと思います。