TSS

コンコーネOP15 の8番を練習しました。

ドニゼッティの「連隊の娘」から「さようなら」
これは彼女の現状では、ほぼ完ぺきに良く歌えていました。
上がりです。

ラクメの「鐘の歌」
全体にこなれて来ましたが、まだ最高音が苦しく、成功率が低いです。
部分で練習すれば成功率は高いし、かなり良く歌えています。

気を付けるのはスタッカートで喉を硬くしてしまうこと。
スタッカートのフレーズは、逆にレガートで練習し、息で回すように歌ってみることです。

そして、最高音へのアタックは、直前でブレスを入れないで1フレーズで歌うように、ブレスポイントを工夫してください。

ASY

フォーレの「イヴの唄」の7番を練習しました。
歌声とフランス語がそぐわない状態だったため、母音練習と、歌詞の読みを別にやって、最後に統合という練習をしました。

音楽的には、16分音符の3連符8つによる3拍子の伴奏と、普通の4分音符3つの歌唱パートとのリズムの不整合が気になるらしく、リズムソルフェージュの練習となりました。
特に変わったことではなく、ここでは伴奏のテンポを気にしないで、自分のテンポできちっと歌うことに徹してもらいました。

後は、ひたすらフランス語の読みに精通してください。
出来たら、リズムに合わせてフランス語を読む練習を徹底してください。

HA

彼女の課題の中低音発声で、喉を掘る癖を治すように練習をしました。
低音域のハミングは、響きを高く薄く前に集めます。
その状態に慣れたら、その声の響きで母音発声に切り替えます。

彼女の場合は、高音域への換声は徐々に喉を開けていけば良いでしょう。

早春賦を練習しました。
山形のフレーズの頂点に向けて、息を良く乗せた自然なクレッシェンドを目指してください。
音符通りではなく、

ベッリーニのQui la voce
譜読みの段階ですが、全体にはよく歌えていましたし、彼女の歌声には良く合っている作品という印象をもちました。