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発表会は、良い結果が残せたと思います。
今迄のような緊張があまりなく、声も彼女としては良く飛ぶ声になってきたことです。

今日は、久しぶりにモーツアルトのExsultate jubilateを練習しました。
これが、喉を使うという意味だけになってしまい、口腔の共鳴がまったくない発声になってしまいました。

これは困ります。

ブレス時に喉を開けること、それは喉上の気圧を下げて声帯内の気圧と同じような状態にすることで声が良く響く状態を作る意味があります。
これが、昔からよく言われる「あくび」の状態で行う発声の意味です。

この点を徹底したうえで、後は曲内箇所ある長いメリスマの歌い方です。

まだ喉が硬いために、細かい音符の動きが鈍いです。
ともかく、2度ないし半音程でも良いので、トレモロの練習をして喉を柔らかく動かせる練習をゆっくりから徐々に速くしていく練習をしました。

また、メリスマを一気に全部練習しないで、部分に区切って歌う練習もします。
部分で素早く処理できるようになってから、全部を繋げて練習する、という具合です。

このようにして、メリスマの音程を正しいテンポ設定で歌えるように練習しました。