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発声練習は、久しぶりに下降形による母音のIを使わずに、低音から母音Aで上行形で行いました。
まあまあ声は出るようになったと感じましたし、息もれの声も気にならなくなりました。
中低音は、もう少し鼻腔の響きが混ざるとウエットなつやのある声になると思います。
気を付けてほしいのは、やはり換声点の5点F辺り。
特に歌う時、特に歌い始めのブレス時に顔を上げてブレスを取ると、喉が上がってしまいこの換声点では裏声になってしまいます。
裏声にならないようにするには、どうするか?という気付きと発想があれば、自ずと姿勢に気を使うはずです。
コンコーネは23番を練習しました。
1ページ目は合格圏内でしたが、後半2ページ目は譜読み練習不足でした。
もう少し練習をしておいてください。
声は問題ないと思います。ブレスも大丈夫です。
曲はモーツアルトのケルビーノのアリア「恋とはどんなものかしら?」
彼女なりに5点Fの換声点を裏声にならずに歌えました。
あとは、発声でやったように、ブレス時の顔の揺れをなくして、少し顎を引いてまっすぐ前を向い止まって歌う癖をつけてください。
それだけで、歌声がしっかり響きになります。
パーセルの「しばしの音楽」も、良く歌えていますので、姿勢とブレスの時に動かない、ということを徹底してください。