- アトリエムジカCの質問箱です
最近回答した質問 → 「今声楽を勉強している学生に伝えたいことは何でしょうか?…」 - 日本の声楽における発声と発音を統合した歌唱法は明解な基準が不明瞭。これが、声楽学習者の試行錯誤の原因になっています。少なくとも日本歌曲については、その発音や声質が日本人の自然な言語感覚や音感に沿わないのはおかしいと思うなら、そのことを重要視すべきです。 11:42:30, 2018-10-02
- 声楽界はマーケットと歌手の問題をはっきり分けて考えるべき。お客さんがいるかいないか?の前に、声楽家が明快なポリシーを持って育つこと。良い演奏の前に必ずお客さんは来る、と思って育てるべき。そのために歌手のジャンルを明快にすること。何でもOKのオールマイティーは終わりにしましょう。 12:40:13, 2018-10-02
- 最近Pops系の方も教えることが多くなりましたが、その中には驚くほど良い声を持っている人がいて、オペラは無理としても「この人コンサート歌手になったら良いのにな~」と思わされることが多いのです。 in reply to atelier_musicaC 12:40:14, 2018-10-02
- 声楽のレガートの定義が難しいです。メロディラインを滑らかにと漠然と歌うと、歌詞が不明瞭なストレスを感じる歌になる。歌詞ではなくフレーズラインの凸凹をどう調整するか?と考えるほうが自然だし、フレーズとして良い形になることが多いです。ただ、これも表現との兼ね合いがあります。 15:41:13, 2018-10-02
- ありがちなのは、凸で息を多く消費して大きな声になり、凸で声が消えてしまうケース。歌詞の意味とフレーズの形から、作曲家が描いたフレーズイメージを声の抑揚に置き換えてよく考えること。 in reply to atelier_musicaC 15:41:13, 2018-10-02
アトリエムジカCのつぶやき2018-10-02
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