EK
発声練習は、5点Gくらいまでで5度とアルペジョの上下降をし、スタッカートを練習。
かなりな高音まで伸ばしたので、最後に低音域の練習をして終わった。
声の調子は普通に良かった。
モーツアルトの「アルカンドロよ、私は告白する～どこから来たかは知らない」
前回練習していなかったレチタティーヴォを練習。
母音で譜読みをしてから、イタリア語を読む練習。
細かい16分音符が多いのと、イタリア語の譜割が難しいところを練習。
次回はイタリア語で歌えるようにしよう。
アリアは、高音の5点A～bの発声が力みが減じて良い感じ。
カデンツァに入るところの、6点DとEsは、勢いで喉を締めて出さない事。
口奥を開け、意識して息を使って回すように発声することを忘れないように。
MM
発声練習は、みぞおちや下腹部から声を出し始めるように意識してもらった。
中間換声点から上は自然に換声していくことを否定せず任せた。
恐らく彼女は呼気や腹筋が強いのだろう。
息の
今回もIl bacioを徹底練習となった。
今回も最後の最後で息切れして喉が締まりすぎてしまう結果になった。
とはいえ、1回目は何とか通せたが。
いろいろやってみるのだが、結局、いかにフレーズの入りを確実にし喉を上げないで高音へ跳躍できるか？
という2つの命題に尽きると思う。
フレーズの入りという意味では、ブレスが確実に入っているかどうか？
それはテンポもあるし、前のフレーズで息切れしていないかどうか？
つまり息を保てるフレーズ切りを計画的に行っているか？
そして喉の上がり自体は、特に換声点では良く喉を開けるという行為を忘れないようにしてほしい。
それから改めてだが、音程が不確かな部分が残っている。
もう少し譜読みを細かく確実に見ること。
改めて譜面をピアノで確認して、音程を自分の身体につけてほしい。
ミスサイゴンのI believe
Il bacioで点かれていたせいもあるが、中低音で声の響きが痩せてなくなってしまった点を修正した。
改めて声の重心を低くして、響きを太く意識して歌ってもらった。
良い声が出てくるようになった。
4点Ｅ以下の低音域は地声でも積極的に使うべきだろう。
