ST
発声練習
いつも通りの下降形と上行形による発声練習。
今日は高音の換声点通過がスムーズで音程感も良かった。
コールユーブンゲンNo18のg~No19a
No18 gは、復習なので問題なく音程は取れていた。
No19のaは、初見であるが半音程が取れていなかった。
ドレミファソラシドの中における半音程の音程感が未完成ということになる。
身に付くまで辛抱強く続けてほしい。
ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」より「あたりは沈黙に閉ざされ」
全体を通してみたが、特に後半は喉が苦しく声の響きが痩せてしまう傾向。
取り合えず歌えるが、歌声としては恐らく本番になると、口先で歌いしのぐだけになりそうである。
後半の速いテンポのテーマは最も難しいパートで、これを2回繰り返すのは大変である。
喉が強ければごまかせるが、彼女は喉が強くないこともあり本番が心配である。
今回は試演会ということなので、挑戦することに意義目的はあるとは思う。
ただ超難関の曲であるという認識は、改めて持ってほしいと思う。
練習をしたのは、この後半の難しい部分。
特に細かい16分音符によるメリスマの音程とリズム感を正確に歌うこと。
このことを徹底し練習して次につなげてほしい。