GH

発声練習

このところ、発声練習の声はとても良い。
それは、良く喉の開いた声である。
また高音発声への換声が上手く行っていることもある。
4点Gまできれいに出せている。
つまり発声練習で実行で来ていることを、歌唱表現でも応用出来れば良いのである。

シューベルト「竪琴弾きの歌1」

全体に音程感が掴みづらいようであった。
判りやすい音程で構成される歌だと思うが、短調であることと、伴奏和音との不協和が歌いづらくしているようであった。
特に課題を与えるのではなく、何度か繰り返して練習をして慣れてもらった。

トスティ「漁師は歌う」

やや重いテンポ感で歌っておられた。
3拍子だがAllegroで軽快な歌なので、1つ振りつまり3拍を1拍に
最後の最後に、イタリア語の語感を活かした明るい声を求めた。
特にA母音は、イタリア語などラテン語系ではとても大事な母音である。
上顎から上にカンカンと響く声をイメージしてほしい。