SNT

発声練習

声を軽く温める程度に、5度アルペジオとスケールを1往復ずつ練習した。

ヘンデル「アリオダンテ」よりアリア「可愛らしさ、お色気、それに艶やかさが」

テンポ感やリズム感など音楽性のおおよそは仕上がっていた。
気になった点は、高音域でところどころ音程が♭になる点。
ブレスの長さゆえのテンポの遅れなどがところどころで気になった。
発声は、最終的に細く高く当てることと、そのためには呼気圧で押すように歌わない事などを指示した。
2曲目のフォーレのときの指示にもあるが、丹田にしっかり意識を持ってブレスをすることも同じである。

フォーレ「イスパーンのバラ」

伴奏のテンポ感が重く感じたので、楽譜指示の通り四分音符=60を守ってもらった。
また2拍子である点も尊重してもらった。
歌は口先で歌う感じになっていたので、ブレス時に丹田に力をこめるようにと指示をした。
これだけで声に響きがついて良い声になった。

平井康三郎「平城山」

前回のレッスンの指示が効いたか?大変良い仕上がりとなった。
歌詞が明瞭になったことと、メロディラインのレガート感も上がった。
「なみだ」の「み」子音Mをきちっと発音すると歌詞が明瞭になる。