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発声練習の声がとても良くなりました。
喉が適度に下がってポイントが落ち着いた場所でチェンジまで、対応できています。
方向性は正しいので、この感覚を継続して、感覚に定着させてください。
ラヴェルのギリシャ民謡は1曲目から順にやりました。
全曲に通じることは、発音のせいで発声のポジションが変わってしまうこと。
特に喉が高くなってしまうことです。
現象は非常にシンプルなことです。発音側からすれば、例えば狭いEは、口を横に引きたくなりますが
これは、発声的には良くないです。
狭いEはUの発音の状態で、Eを言うように発声して下さい。
そのことで、1番のReveille toiの入りのポジションが落ち着くでしょう。
2番La bas vers l’egliseも3番もやはり、入りの母音発声の準備に注意を払って下さい。
4番ランティスクを採る女たちは、声よりもリズムを練習しました。
入りはかなりゆっくりなので、4分の3拍子の倍の8分音符単位のビートを感じると、正確になります。
民謡のようなこぶしが音符になっていますが、こぶしと感じずに、正確に歌うことを目標にして下さい。
特に16分音符の3連符は正確に扱って下さい。
あとは、再現部の冒頭の伴奏形が3連符になるところ、変拍子変わるので、注意して下さい。
終わりは、充分にRitしてください。また、Soupirentの前にブレスを入れないと、ピアノが合わせにくいと思います。
5番は、入りのToutの声。発音と発声の関係を大切に。
あとは、この曲特有のリズム感を大切に。
手拍子を打つようなリズム感なので、簡単と言えば簡単ですが、そういう泥臭いリズム感が
この曲の妙味なのです。