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今回は、体調が悪かったのか、全体に集中の欠けたレッスンになりました。
どこか気持ちが歌に入り込めない、集中出来ない状態が印象に残りました。
ただ、レッスン後半になるに連れ、徐々に回復し、落ち着きを見せていました。
発声練習をやらずに、朗読で始めたことが理由かもしれません。
発声練習だと、歌声ですから、否応も無く高いキーで声を出す状態になりますので、
自然に喉が温まり、テンションも歌のテンションになるのかもしれません。
いずれにしても、本当の理由は判りませんが、朗読から感じることは、基本的に呼吸が浅いと思います。
前回に引き続きですが、読み方が根本的に速いです。そして速いせいもあって、発音が不明瞭でした。
もっと落ち着いてゆったり話すこと、を覚えられると、恐らくそれは歌声にも良い影響をもたらすと思います。
そしてゆったり語ることに加えて、高いキーで語ること、も覚えてください。
恐らくもっとも苦手なことになると思います。
苦手な理由は判りませんが、苦手だ、とする脳の回路が、歌に支障を与えることは充分考えられるのです。
歌声を出すことと、朗読は別な脳味噌を使いますが、歌詞を歌う歌においては、ミックスされた反応を
必要とされるはずです。
曲はフランクの Le mariage des roses、Lied,Le vase brise3曲を練習しました。
発音が、まだまだ癖が抜けません。
特に、単語末尾のEのあいまい母音が、ほとんどエに聞こえることです。
この点だけ、充分に注意して徹底して直すよう、お願いしたいところです。
