24日
SK
母音Aでの中音域の発声練習は、かなり良い声に成長してきた。
後は実際の歌詞での歌唱の際に気を付けること。
モーツアルトSaltro che lacrime
やはり声のポジションが高くならないように、喉を脱力して落とすこと。
ヴィラ・ロボスの歌曲も同様に。
25日
NY 第一回目レッスン。
合唱発声ということに特化して、高音発声を主に徹底練習をした。
裏声をメインに考えたが、結果的に共鳴を伴った合唱特有の発声になったと思う。
少し気がかりなのは、まだ下あごと舌に力を入れて発声している点だろうか。
パートの中で溶け込みやすい声になっているが、微妙に♭かもしれない。
コンコーネの1番と2番を練習した。
26日
KM
彼女も今年の9月で1年になるが、このところの成長が著しい。
中低音の声のミックスが出来るようになってきたことと、高音への換声も少しずつ出来るようになっている。
コンコーネ29番を練習すると、やはりブレスが持たないところが散見された。
ブレスのタイミング、声の出し始めに注意。最後の高音5点A♭は綺麗に決まった。
27日
SNT
フォーレのEn priereから。
声の芯がない状態での、5点Cの発声を注意し、その後は声のポジションは決まっていた。
喉を下げる発声は、慣れないと声が暗くなるが、舌が奥に入り込まないように意識することで、明るい音色になるだろう。
ピッチ自体を高くして、半ファルセット的なソプラノの声というモデルは良く判るのだが、真の意味で器楽的な歌声としてどうか?という話をした。
モーツアルトのPorgi amorは、オペラアリアに特化した発声、ということで喉を低くして良く張った声の傾向を推奨。